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終活でやっておくべきこととは?

終活でやっておくべきことは、

①財産の把握
②葬儀・お墓の準備
③家の片付け

です。

これは、一般社団法人相続カウンセラー協会が、「子供の立場で、親にやって欲しいこと」というアンケート調査をした結果です。

①財産の把握

「財産がどこにあるのか、明確にしていて欲しい」と考えるお子様は多いようです。

たとえば、預金や不動産、株や保険。

保険に関しては、保険料をすべて払っていたら毎月の預金取引でも分からないので、どういういう保険があったかとても分かりづらいです。

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不動産に関しては、たとえば少額の土地。

課税標準額(税率をかけて固定資産税額を算出する基になる金額)が30万円未満だと、固定資産税がかからないので、市役所からの固定資産税通知が来ません。

となると、どこにどんな土地があるか分かりませんね。

ノートなどで良いので、「○○に土地がある」、「借金は○○から借りている」、「○○さんの保証人になっている」などと書いておくと良いと思います。

②葬儀・お墓の準備

「少人数のお葬式にしたい」とか、「家族だけで見送って欲しい」とか、自分の希望はこうだよ~、と書いておくと良いと思います。

それにプラスして、「信仰している宗教」「どこのお寺さんに電話をしたらいい」などと書いておくと分かりやすいですね。

あとは、お墓についてもです。

「ここに納めて欲しい」「海にまいて欲しい」「木の下に埋めて欲しい」など、今は色んな選択ができます。

家族と話したりノートに書いておくと、子どもさん達は「きっとこうしたいだろうな」と判断されて、希望どおりにしてくれると思います。

③家の片付け

亡くなったあとの荷物の整理は、残された家族がすることになります。
そして、ほぼ捨てられてしまいます。

「これだけは残しておいて欲しい」と思うモノがあれば、伝えておくと良いと思います。

家の片付けは、重い物を運んだり高いところに手を伸ばしたり・・とても大変な作業です。
気力と体力があるうちに、無理のない範囲でしていくと良いと思います。

最近では、雑誌や新聞でも「終活」という言葉がよく出てきますね。

終活というと、人生の終わりに向けて葬儀やお墓のことを考えたり、遺言書を書いたりすることで、「縁起が悪いな~」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

でも、終活を始めることで、今までの人生をどのように生きてきたのか?を見つめ直すことができ、これからの人生をより有意義なものにできるかもしれません。

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