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11.222022
遺言書のメリット

遺言書を書いておくと、遺産分割協議をする必要がないのでトラブルを軽減できます。
相続が「争族」と言われる原因は、遺産分割協議の際に揉めることが多いからです。
相続人が同意をしてくれない、つまり遺産分割協議書に印鑑を押してくれないので、相続手続きを進めたくても進めることができません。
でも、遺言書で財産の分け方を書いておけば、相続人全員で遺産分割協議をする必要がないのです。
なので、「印鑑を押さない!」「多すぎる、少なすぎる!」などと言ったトラブルを避けることができます。
ただ、相続人には最低限の財産の保証(遺留分)があるので、遺言書を書いたからといって全くトラブルが起こらないとは限りません。
遺言書を書いておくと、トラブルを「軽減できる」と考えていた方が良いかもしれません。
または、初めから遺留分を考慮して遺言書を書くと良いかもしれませんね。