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契印と割印のちがい

印鑑と一言で言っても、実印や認印、角印・会社印・銀行印・・などたくさんありますし、契印や割印といった言葉もあります。

2020年に入ってから、印鑑廃止の流れが加速しましたが、紙媒体で取引している会社はまだまだあります。

そこで今回は、契印と割印の違いについて簡単に説明します。

契印

契約書が複数枚になると、ホッチキスで止めて製本します。
この場合、中身が差し替えられる可能性もありますよね?

そういったトラブルを防ぐために、ページの間に印鑑を押すのですが、これを契印といいます。

下記のように、ページの見開きの部分に両当事者分の印鑑を押して、差し替えを防止します。

割印

契約書を2部作り、当事者同士が保管する場合、その2つの契約書は同じものですよ、と証明するために押す印鑑が割印です。

下記のように、2部をずらして印鑑を押します。

2部を重ねて1つの印鑑になることによって、2つの契約書が同じものだと証明するんですね。

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