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土地の評価方法

土地の評価方法には、①倍率評価の場合、と②路線価評価の場合、の2つがあります。

倍率評価の場合

郊外や田舎にある宅地を評価するときによく使う評価方法で、下のような計算で評価額が分かります。

相続税評価額=固定資産税評価額×倍率

ここで気になるのが、「固定資産税評価額と倍率はどうやったら分かるの?」ですよね。

まずは固定資産税評価額です。

毎年春ごろに、役所から「固定資産税・都市計画税 課税証明書」が送られてきていると思います。
これで固定資産税を確認して、納付していくものですね。

実はこの明細書の、「価格(評価額)」といった欄を見ると、固定資産税評価額が載っています。

次に倍率です。

倍率は、国税庁のホームページに「評価倍率表」があります。
調べたい地域を選択していって、該当欄に載っている数字が倍率です。

数字ではなくて、「路線」と書いてあれば、後述する路線価評価になります。

路線価評価の場合

都市などは、ほとんどこの評価方法で、下のような計算で評価額が分かります。

相続税評価額=評価額×地積

路線価というのは、㎡あたりの単価で、これも国税庁のホームページから確認することができます。

面積は、固定資産税評価額が載っている明細書か、登記簿謄本に載っている数字を拾えばOKです。

ただ実際にはもっと細かく評価されるので、ザックリと確認できる程度になります。

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