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起業するときに使える補助金を知りたい【補助金と助成金の違いも解説】

起業するときに使える補助金を探している
どんな補助金があるのか知りたい
助成金との違いが分からない

こんな悩みを解決します。

この記事を読むと、役立つ補助金や種類、補助金と助成金の違いが分かります。

この記事を書いている私は、令和元年11月に熊本県八代市で行政書士江尻有希事務所を開業しました。
会社設立のお客様に対して補助金の提案や、自身も補助金申請の経験があります。

そんな私が、これまでの経験を活かして補助金についてお伝えしていきます。

補助金とは?

補助金とは、国や自治体・財団などが支給してくれる返済のいらないお金のことです。

補助金はいつでも申請できるわけではありません。
なぜなら、補助金は予算が決まってから一般に募集するので、年に数回という補助金が多いです。

さらに、補助金は申請をしたら誰でもお金がもらえるというわけではなくて、その予算内から交付をするので申請受付期間中に応募した申請書を審査員が審査して、審査に通ったら補助金をもらえる、という形になります。
審査と聞くと、難易度が高そうに感じられますね。

しかし、補助金の種類はたくさんあり金額も数百万~、と大きいものもあります。
また、新しい技術や新商品の開発・新しい事業をこれから行う会社などを支援する制度で、対象経費の範囲も広い、というメリットもあります。

デメリットは、上記に書いたように審査があるため、①申請してももらえない、②募集は年に数回のものが多い、③審査するのに時間がかかる、④自己資金から経費を支払ったあとに、お金がもらえる、などがあります。

補助金はたくさんの種類があり、申請受付期間も決まっています。
せっかく要件に該当していても、受付期限に間に合わなければ申請自体ができません。
日頃から、国や自治体の補助金最新情報をしっかりチェックしておく必要があります。

補助金と助成金のちがい

補助金と似ている言葉で、「助成金」があります。この助成金も、補助金と同じく返済のいらないお金です。
この2つには、次のような違いがあります。

助成金 補助金
取り扱っているところ 厚生労働省が多い 経済産業省など厚生労働省以外の官公庁・地方自治体・民間
目的 労働者を守る・雇用増加・人材育成の取組 新しい技術や新商品の開発・新しい事業のための取組
金額 数十万~数百万 数百万~、と大きいものもある
支給 要件を満たしていればほぼ支給 申請しても不採択なら支給されない
申請時期 通年を通して申請可能 年に数回のものが多い


助成金は、要件を満たしていれば受給できるのでぜひ活用したい制度です。

しかし、補助金と同じでたくさんの種類があります。こちらも最新情報をしっかりとチェックしましょう。

助成金も補助金も、開業を考えている人だけでなくて資金調達を考えている人にとってはとてもありがたい制度ですね。

起業する時に役立つ補助金

補助金は、新しい技術や新商品の開発・新しい事業をこれから行う会社などを支援するお金です。
補助金申請書の中には、経営計画書を作成する必要があります。

時間と手間は掛かりますが、会社のこれからの方向性が可視化されるので、ぜひ取り組んでいただきたいです。

 

補助金名 目的 関連HP
創業補助金(地域創造的起業補助金) 新たな需要や雇用を生み出す事業の創業にかかる経費 詳細
ものづくり補助金 革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等(ITツール、サーバー、販売管理システム、在庫管理システムなど) 詳細
IT導入補助金 売上や従業員の給与が上がるためのITツールを導入の費用 詳細
小規模事業者持続化補助金 販路開拓、生産性向上のために使われる費用(新商品の開発や宣伝、備品の購入など) 詳細
事業承継補助金 事業承継を実行する際にかかる費用を軽減(原材料費や店舗等の借入金、設備費、在庫処分費など) 詳細

 

まとめ

今回は、補助金について解説しました。
大事なポイントをまとめると、次のとおりです。

・補助金は返済しなくてよい
・補助金額が大きい
・助成金は要件を満たしていれば受給できる
・補助金申請することにより会社の方向性が見える

 

補助金は、返済のいらないお金をもらえる、とてもありがたい制度です。

申請をするには手間と時間が掛かりますが、資金調達にはふさわしい手段です。
最新情報をチェックしながら、上手に活用していきましょう。

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